スケートボードの種類

このページでは代表的なスケートボードの
種類についてご説明していきます。

ストリートスケート​

特徴
一切カテゴリーも決まりも無く、現状にある道や構造物でスケートボードを行うことがストリートスケートと呼ばれている。
ギア
デッキの形状(シェイプ)も自由。 原動機付きやハンドル付きのものはスケートボードでは無い。
スクール、練習会等
自分で練習し、自分で技を磨くのみ
横浜ローカルスケーター
小島秀彌(fabric)、中村久史(5nuts)ほか ローカルスケーター多数

ロングボード​

特徴
その名の通り、一般的には33インチ以上(83cm)の長めのボードを使った様々なライディングスタイルの総称。カテゴリーとしてはボードの上でステップを踏んだりフラットでのトリックを中心とした「フリースタイルダンシング」や、坂道でウィールをスライドさせながらトリックなどやスタイルを競う「フリーライド」、山道を下り降りる「ダウンヒル」、長距離のタイムを競う「ロングディスタンス」などがある。
ギア
  • ボード:スタイルによってそのサイズや形状は様々。フリースタイルダンシングでは45~48インチ(115~120cm)くらいのものが主流だが、フリーライドやダウンヒルでは33~40インチ(83~101cm)くらいのものが人気。
  • トラック:リバースキングピンという通常のトラックとは設計の異なるものが一般的だが、スタイルなどによって使い分ける。
  • ウィール:ソフトウィールが一般的。サイズは径60mm前後から80mm以上まで用途によって使い分ける。ウィールの硬さや設計などもメーカーによって
ロングスケートボード
スクール、練習会等
  • CHEES PLAYGROUND」(新横浜)
  • Dock Session Yokohama」(新横浜)・・・月1回のセッション。主にフリースタイルダンシングが中心。参加費無料

フリースタイル​

特徴
基本的にフラット(平地)だけでスケートボードを行うフラットランドとも呼ばれるジャンルから発展したスタイル。 ストリートスケートでも多くの技(トリック)を生み出したロドニー・ミューレンが、ボードを複雑に回転させてキャッチする技だけでなく、板を裏返したり、側面やノーズ(先端)を立てた状態で乗ったりと、より自由度の高い滑り方をしたことから、フリースタイルというジャンルとして確立された。 高度なテクニックだけでなく、ウォーキングと呼ばれるスムースなステップやスピンなど、フィギュアスケートのように優雅に美しく滑ることが特徴。女子にも人気。
ギア
  • デッキ...やや小さめ(大人の男性でも7.375インチ(18.73cm)=ストリートの子供用くらい)
  • ホイール...やや太め(側面で立つときにナットが当たらないようオフセット=軸の内側に入る)
  • テイルガード...ノーズ(先端)とテール(後ろ側)に板の擦れを防ぐプラスチック製ガード
フリースタイルデッキ
スクール、練習会等
  • 新横浜スケボー広場にはフラットのみのエリアもあるので、フリースタイル愛好家もたくさん滑りに来る。
  • CHEES PLAYGROUND」(新横浜)...午後クラス「ガールズクラス」「ノンジャンルクラス」で男女別にフリースタイルのレッスン
  • 新横FLAT会」(新横浜)...毎月1回フリースタイルスケートのゆるい練習会を開催(無料)
横浜ローカルスケーター
小谷野友プロ、神奈川聡プロ(チーム『FROG SKATEBOARD』) 小谷野佑妃(女子)、Jun(女子)、土田ミレイ(女子) 土居勲(アヒルちゃん)

スラローム

特徴
四輪を滑走面から離さずに、障害物(パイロン)をよけながらタイムを競う。
ギア
より鋭角なカービングターンが要求されるため、ウィール部分の可動域を広げた特殊なシェイプのデッキを使用することが多い。 トラックの位置や角度、前後のバランスなど、緻密に調整して競技に臨む。
スクール、練習会等
全国的にあまりない

ストリートスタイル

特徴
街中にあるような段差・手すりや坂道などを模した設置物(セクション)を利用し、スケートボードを行う。
ギア
シェイプは主にノーズ(先端)とテール(後ろ側)にキックと呼ばれる跳ね上がった形状のスケートボードを利用する。
スクール、練習会等
  • Chees PLAYGROUND「NEWS SIDEクラス(午後)」
  • 谷本公園スケートボード教室「5nuts skateboard」
横浜ローカルスケーター
松尾裕幸プロ、小島優斗プロ、杉原貫太プロ、山岸倫生プロ、矢口莉久、佐々木 真那(チーム『NEW SIDE』)ほか

パークスタイル

特徴
アメリカ西海岸の底の丸いお椀型のプールを模した、ボールやランページ及びストリートスタイルの障害物を組み合わせた、スケートボード用に用意された滑走場所で滑ること。
ギア
  • デッキのシェイプはストリートスタイルのものや、特にボールなどで利用される、幅の広いシェイプ(プールシェイプやフィッシュテール)のデッキを使う場合が多い。
  • ホイールベースの長さは14”から17”まで(35.56~43.18cm)が主流。
スクール、練習会等

パーク専門のスクールはないが、ミニランプ(小型のランページ)を利用した初心者向けのスクールはいくつかある。

Jランプスタジオスケボースクール...キッズ、初心者・初級者向けのミニランプ練習教室を随時開催。

横浜ローカルスケーター
注意:パークスタイルとストリートスタイルに関しでは、2020年にオリンピックでそれぞれ競技として採用されるため、今後カテゴライズされて行くと思われる。