新横浜公園スケボー広場(通称「新横」)が来年3月に向けて改修されます!
中心となるのは、通称「鉄板セクション」と呼ばれる「旧セクション」。
12年以上前、今ある場所に移設する前の旧パーク開設当時から使用していた鉄板セクションが、新たに「パーク」風のセクションに生まれ変わるとのことです。
これは、日本スケートボード協会(AJSA)が中心となり横浜市と協議し、新横ローカルユーザーにもアンケートを実施して実現したもので、たいへん素晴らしいことと思います。
そして今年10月のこと。
改修後の新たなパークの設計図が公開されました。
改修される「鉄板セクション」(図では「エリアA」)の他、木のセクション(通称「新セクション」、図では「開放予定エリア」)の高架外のフラットエリア、そして、「フラットセクション」(図では「エリアB」)にも改修が加わることがわかりました。
この設計図の公開後、新横ローカルの皆さまから当会YSAにも様ざまなご意見が寄せられています。
ご意見をまとめると、主に次の2つとなります。
①フラットエリアの設計の改善
(全体の配置の見直しとフラットスペースの確保)
②既存の鉄板セクションの再活用
(空きスペース等への移設等)
①フラットエリアの設計の改善について。
第一に、フラットセクション(エリアB)に配置されるセクションの導線がやや使い勝手に欠けているのではないかというご意見。
日ごろからフラットエリアを使っている方はご存知と思いますが、これまで、入口から入ってそのままの縦方向(短辺と平行)を往復する流れで使用しています。そうすることでなるべく多くの方が譲り合って練習できるからというのが最大の理由と思います。
一方、新しい設計図では、レールやボックスが横方向(長辺と平行)に置かれているため、流れが90度変わり横になります。レールやボックスの延長まで横方向の流れが続いてデッドスペースが増え、このエリアを使用できる人数が減る可能性もあります。レールやボックスの助走距離を踏まえても、これまで同様に縦方向で譲り合い使用するのがよいのではないかと思われます。
第二に、フラットスペースを確保してほしいというご意見。
フラットセクション(エリアB)や木のセクション(「開放予定エリア」)の高架外にもレールが置かれると、フラットエリアがほとんどなくなります。
すると、セクションに入れない初心者の練習場所がなくなるだけでなく、フラットのみを使ったスケーティング種目となる「フリースタイル」の分野での使用にも支障がでてきます。地元横浜からも「フリースタイル」の分野では世界のトップクラスで活躍する選手も輩出されており、練習会なども活発に実施されています。
ストリート、パーク、フラットがほどよく配置されれば、技術的にもこれまで以上にバランスのとれたスケーターが育成されることも期待されるのではないでしょうか。
②既存の鉄板セクションの再活用について。
旧パーク時代から親しまれてきた鉄板セクション。基本的なバンクからのRでターンを練習したり、あるいは長い長いRでスピードをつけて流したり...新横の代名詞のような鉄板セクションはまだまだ楽しみたい方もたくさんいるのではないでしょうか。
このような新横ユーザーのご意見を参考にするため、新横パークの管理者「Chees」がWebアンケートを実施しています。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_uSXOIyAXfY4YBUewXSUrqrynTbXNQZCXzp_936kA8cwUUw/viewform
(このアンケートは、AJSA、当会YSAが協力しています。)
より多くの皆さまがアンケートにご協力いただき、より多く方がより楽しくスケートのできるパークにすべく、お力添えをお願いできれば幸いです。
よろしくお願いいたします。